この時期は別れの時期と言われたりもしますが、実際に実験台などを片付けている姿を見ると寂しさを感じます。ただ、この大量乱雑なサンプルどうすんだ...?とか久しぶりに机の天板が見えた!などの事態がままあるので、楽しい雰囲気で寂しさも紛れるというものです。
こんにちは、更新頻度高めの矢アです。
3月初週、研究室内で2021年度卒業生の祝賀会を行いました。
最初に寺田先生から、卒業学年に対する言葉をいただきました。就職する方々には、東工大時代の研究室の繋がりがいまだにあることと同じように、これからも学生時代の研究室メンバーとの繋がりはあり、それを大切に、というお話をされていました。
人との繋がりそれ自体が財産であるというのは、いつでも肝に銘じておきたいものです。
次に卒業学年の方々一人一人に、プレゼントの贈呈を行いました。
(ちなみにラボ内でこじんまりやっているので、某代表の出番がありませんでした。コロナ禍3年目でもうちょっとどうしようもないのです、悪しからず)
最初は、会田さんが最初だと思って全く覚悟してなかった大木さんです!

酸グループでずっと一緒だった中西さんに渡していただいたのは、色紙と高級ボールペンです。ボールペンは本人の希望でしたが、お店で買うときあまりにも滑らかな書き心地で、即決したものが今回のプレゼントです。

卒業に際して一言いただきました。いろんな方に一人ずつ丁寧にお礼をしていましたが、まるで修論の謝辞のようだったので、最後は両親に感謝して締めくくるのかと思いました。3年半の研究室生活を振り返ると、なかなか言葉も出ないですよね。
次は立花さんです。

弟子の今田くんに渡してもらったのは、色紙とにゃんこポーチです。チョイスの理由は言わずもがな。わからない方気になる方は是非別館にある
怪文書研究室ノートをご覧ください。(平山さんが始めたときは日々のコメントが並ぶ平和なノートだったのですが...)
そういえばこのノート2冊目に突入して、その表紙も見事な絵...というか"表紙"なのでどこかで公開されるといいですね。

さらに最後には、カバーピクチャーの依頼お待ちしてま〜す、とのことだったので、論文が選ばれるたびにお声がかかると思います!
M2の就職組最後は広実さんです。


弟子の鈴木くんに渡してもらったのは、色紙と鳥小皿です。無限包装で開封に時間がかかって、写真はちょっと見づらいかもですが、鳥の形の小皿です。広実さんといえば鳥だなあと思って。めっちゃ嬉しい!と喜んでいただけて何よりです。

広実さんはコミュニケーションや交流の希薄化を憂いていました。よく別館に遊びに行っていたのは
新棟から逃げるため両棟の交流を活発にしたいのもあったようです。「メタルも新棟遊び来いよ!」わかります。
次は博士進学組です。
???「彼は博士課程に進学するので、厳しい審査をお願いいたします。」
まずは会田さん。

弟子の高田くんに渡してもらったのは、肩をグリグリするやつです。エレベーターなどで会うたびになんだかくたびれているので。

この前の広実さんの話を受けて、コミュニケーションを塩基グループの中でもたくさんとると宣言しました。ドクターは実験室の雰囲気、空気感を司る立場ですから、心強いですね。
次は小嶋さんです。

弟子の井上くんに渡してもらったのは万年筆です。小嶋さんはすさまじく字が綺麗で印刷と区別がつかないほどなので、道具も少し良いものをということです。
コロナ禍最初のドタバタ期にラボに入って、初手研究室閉鎖を食らう大変な境遇だったとお話ししていましたが、今ではイケメンスノーボーダー兼美文字メーカーとして名を馳せていますよ。
次はまおさん。

かつてまおちー改造計画などやっていてメタルグループで親交の深い増川さんに渡していただいたのは、ラティオスです。まおさんはポケモンマスターなので。これからポケモンドクターになるんですよね。博士(ポケモン)って書くのかなぁ。
あと手渡し風の写真を撮るという時に、あまりにも画が変で上の写真に落ち着きました。

これからもバリバリ頑張っていくそうです!
最後は松山さんです。

同じグループ(のグラブル仲間)である川田に渡してもらったのは、鉄スキレットです。IH対応なのは実は意識してませんでした。良かった〜。
あと持ち方がなんだか攻撃力防御力ともに高そうですが、正しく使ってください。そして
「肉、食うかい?」(CV大塚明夫)
をやってください。(?)

いつの間にか金グループのトップになってしまったとお話ししていましたが、トップではないですよ

お次は4年生!
今度はグループごとに行こうかなと思いました。かつよくある順じゃない変化球で行こうと思いました。
なので最初は、絶対酸からだろうと高を括っていた塩基グループの高田くんです。

師匠の会田さんに渡していただいたのは、色紙と砂時計です。高田は腕時計にこだわりがあるようで、時計繋がりですね。3分計れるのでカップ麺が作れます。

高田は来年度から片平の研究室に移動するので、この1年半を振り返ってもらいました。曰く「学部はチュートリアルと言う割にはハードな研究室生活でした」とのこと。だよな。
ちなみに彼は卒研後もバリバリ実験していて、曰く「やることがどんどん増えていく...」とのこと。でもそう語るときの顔は意外といつも笑ってるんだよね。
ここでの経験は、君の人生に数多くの気づきを与えると思います。認知がなければ思考はできないものだから。
次は酸グループの大林くん。

同じ光反応をやっている相澤さんに渡していただいたのは、色紙とふわふわタオルです。最近自転車で山に登っているようで、このまま大木さんみたいに自転車旅とか始めないかなあと思っています。その時に肩にでもかけて使ってください。

なにかの公開トークイベントの人みたいな身振り手振りですが、大林も4月から片平の研究室に行くので振り返って一言もらいました。楽しい思い出をたくさん作れたと言っていたので、何よりです。
ただ卒研後に、テーマに関するアイデアとかやりたいことがたくさん浮かんできているようで、片っ端から忙しなく試していました。そこに関しては心残りなのかもしれないですが、それを推し量ることは容易にはできません。

観客からの質問か何かを聞いている壇上の人って感じでいいね。
次は同じく酸グループの品川くん。

弟子の藤本が渡したのはカフェオレベースです。普段からカフェオレを常飲している品川は、高級なカフェオレが欲しいとのことで、スティックのやつの遥かな上位互換をあげました。もう現時点で半分以上は飲んでいるらしく、めっちゃ美味いですねこれ、と毎日隣の席から話しかけてきます。普通においしそう。

品川はこのまま修士に上がるので、数少ない修士学生としてこれからもよろしくね。主にイベント事など。
次は金グループの川田くん。

弟子の酒田が渡したのはホットアイマスクです。スマホパソコンと目にストレスフルな生活ですからね。

( ˘ω˘ ).。oO(俺のだけなんか毛色違くないか...?)

川田もこのまま修士に行くので、「まだまだ半人前ですが、これからもよろしくお願いします。」とのことでした。
次は同じく金グループの佐々木さん。

隣の実験台で面倒を見てきた松山さんに渡していただいたのは、色紙とキティちゃんティッシュケースです。本人によると「麻雀グッズはあげたいほどあるので、キティちゃんの何かが欲しいです」だったので探しました。

佐々木さんは学部で就職するので、1年半振り返りタイムです。「卒業が大丈夫か心配だったけど、たくさんの方の支えでできてよかったです」という言葉が全てでしょう。色々ありましたが、有終の美を飾れましたね。
生きていくうえでの優先順位は自分の思うものが正しいと思います。
最後はメタルグループの村主くんです。

バチバチコンビの久保田が渡したのは、醬油小皿です。犬が浮かび上がるタイプの醤油小皿です。

村主は考えてしゃべるときこのポーズしがちな気がする。彼はこのまま修士に行くので、これからもよろしくって感じです。
実は各グループの長にも、それぞれコメントをいただいていました。




寺田研を去って新天地に行く人、残って研究を続ける人それぞれに、一番身近でその活動を見てきた先生方が贈る言葉は、とても重みのあるものだったでしょう。
そして次は研究室への記念品贈呈です。


今年度は台車2台を贈呈してくださいました。コントロールの利く台車は、皆が欲しかったものでしょう。これで一斗缶や廃液がスムーズに運びやすくなります。ありがとうございます。
(目録渡すときに大木さんが紙の向きを逆にして寺田先生に渡してしまったことは内緒)
そして恒例の達さんによる一本締めで会を終わりました。

平原さん「最後の最後はやっぱり中村先生の一本締めじゃないと終われませんよ〜」
卒業生にとってもでしょうし、僕にとっても締めはやっぱり達さんです。
ありがとうございました。
集合写真は連写で撮ったので、こういう時のが撮れていたりもします。良いですよね。


ではまた。
(やざき)